レスベラトロールの脳への働き

 

レスベラトロールとはポリフェノールの一種で、ぶどうやサンタベリーなどに豊富に含まれています。ポリフェノールとは抗酸化力を持った成分です。抗酸化力とは、活性酸素による細胞の錆びつきを防ぐ力のことです。活性酸素によって細胞が錆びつくと、そこから様々な老化現象や病気が発生すると言われているため、レスベラトロールを利用してそれを防ぐことは、健康や美容にとってはとても意味のあることです。また最近では、レスベラトロールは脳にとっても一定の働きをすると言うことが研究などによって明らかにされています。たとえば脳の神経細胞もまた、活性酸素によるダメージを受けてしまいます。ですから抗酸化力によってそれを防ぐことが期待できます。更にアミロイドβと呼ばれる、特定のタンパク物質の蓄積も防ぐとされており、これらは認知症の予防にはとても効果が期待できることだとされています。イタリアで行われた実験では、レスベラトロールを含むワインを適量、飲み続けることがアルツハイマーや認知症の改善につながったと言う結果が出ています。更に記憶力と言う点に関して言えば、脳の中で記憶に関して重要な役割を担っている海馬の神経細胞の再生や活性化についても、レスベラトロールは効果があるとされています。これはこの成分によって、そうした効果を持った物質が分泌されるためであり、このことからも認知症の予防や改善への働きが期待できます。

  • 2016/06/06 04:44:06